インテリア大作戦(4)〜完成編〜

改装工事完了
長い年月の間何の手も入れられず床も壁も天井も全てが酷い状態だった私の自室が生まれ変わりました。

私の自室はいつも皆様にお見せしているねこたちが訪れる書斎より一つ上の階にある舟底天井の屋根裏部屋です。

当初お披露目などするつもりはなかったのですが、インテリアにご興味のある方もおられるかと思い

また先の記事であれだけ色々と語っておいて最後に肝心な部分を見せないのはいかがなものか

という意見もあるのではないかとの思いから少しだけご紹介させて頂くことにしました。

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今回のリフォームの特筆点の一つは2つの部屋をつなげたこと。

椅子が置いてある角から向こうの空間が間仕切り壁を取り払って新しくつなげた空間です。
部屋をつなげたことで空間がL字型となりました。

左奥の壁に見えるのはミニキッチン用の給排水設備と200v電源。

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もう一つの特筆点は床材に「セラミックタイル」を使用したこと。
(前回の記事で詳細を述べましたのでご参照下さい)

身体に伝わる堅い衝撃は大きなマイナス点ですが
内部の空間に漂う絨毯やフローリングとはまったく異なる
石の静寂と清涼感に満ちた空気はまさしく私が望んだものとなりました。

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今回使用した壁紙は仏「Casamance」社の「Interieur」

なかなか高価な部類の壁紙ですが
これまで使用してきた国産の安価なものとは質感が段違いです。

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10年来使っているウッドブラインドは継続して使用。

壁紙との色の相性を心配しましたが
意外なまでの調和を見せ皆で驚きました。

ポイントの壁紙(グレー色)の部分は
本来はモノクロの濃淡だけで表現した唐草模様
或いは植物をモチーフとした柄を用いたかったのですが
どうしても気に入ったものが見つからず
代わりに単色の濃い色を当ててみたところ
若い人向けの雰囲気となってしまい後悔しております。
(私もそれほど歳ではないのですが…)

またこの濃い色のポイント部分も
当初ネイビーブルーのような深い青系の色を求めたものの
同シリーズにそのような色が無く妥協の選択だったのですが
まずまずの結果と言ったところでしょうか…

しかし、いずれにしてもこのような空間の極端なコントラストは
二度と用いることはないでしょう。

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天井は予算の都合で手を入れずそのまま
かなり変色していたので白く塗ってもらいました。

ライティングも軽く悩んだものの
引掛けシーリング式のスポット照明を使っていた流れから
ダクトレールでのスポット照明を設置してみました。

機具の小ささ、照明の数や照らす位置の自由が利く反面
同色でも凹凸と内側の暗部でレールはかなり目立ちます。
レールのつなぎ目も決して美しいものではありません。

レールには計6台のスポット照明を設置。
電球は今流行のLEDではなくハロゲン球。

美術館などで用いられる少し高価な製品を敢えて選んでみましたが
ご家庭用の製品と光の質が変わってくるのか否かは不明です。

高熱を発するハロゲン球をこれだけの数設置して
これからの季節室温がどうなるか心配でもあります。

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椅子は今回唯一新しく購入した家具。

コーヒーカップは20年近く愛用してきましたが
これが「TIME & STYLE」での初購入の家具となりました。

無垢のウォールナット材で作られかつ広い座面を持つこの椅子は
下手なソファを凌駕する掛け心地です。

隣のコーヒーテーブルの上に乗せた銀色の皿はフラワーベース。
20代の頃に将来家の中にたくさんの木や花を飾ろうと思い
購入したまま押し入れに眠らせていた物の一つです。

やっと外の空気を吸わせてやることができましたが
錆びさせるのが惜しいので中に水を張ることはないでしょう。

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さて、今回は人生初の本格リフォームを行いました。

私は昔から建築やインテリアに強い興味を持ち
たくさんの雑誌や本を眺める中で
頭の中に様々なイメージや希望を持っておりましたが
いざ実際に一つの空間を真っさらな状態にして
数あるスタイルから一つのテーマを選択し
床から壁から建具から照明から建材を自由に選んで
それを調和させてみろと言われると悩むもので
雑誌や建材サンプルと相当の時間にらめっこをしつつも
完成するまで自分の部屋がどのような雰囲気になるのか
明確なイメージが掴めませんでした。

しかし、これも水槽のレイアウトと似たようなもので
一度自分が選んだ素材でレイアウトをしてみて
初めて自分が使う水槽内の空間が把握できるように
一度リフォームなり建築なりを行ってみると
自分の持つ空間ではこうゆうことができる
こうゆうことはあまり似合わない
次回はこうしたらより良くなる
という明確なヴィジョンが頭の中で持てるようになります。

もっとも水槽のレイアウトと違い建築やリフォームは
気軽に何度も経験を積めるものではないのが辛いところなのですが…

_MG_8883

今回のリフォームでは壁紙の色の選択に不満が残りました。

次回のリフォームではより落ち着いた雰囲気にしたいと考えております。

それがいつのことになるか分かりませんが
しばしの間、新しく生まれ変わった空間を楽しみつつ
また再び妄想の世界に遊ぼうかと思います。

IMG_1387

...えっ?
書斎の壁紙と120水槽の立ち上げはどうなったか、ですって?

期待して下さっていた方々には誠に申し訳ないのですが
予算の都合でそちらには手が入れられなかったのです...(涙)

高価な建材を使ったにしてもまさかこれほどまでに
お金が掛かるものだとは思ってもいなかったものですから...

どうかお許しを。

(つづく…?)

インテリア大作戦(4)〜完成編〜」への8件のフィードバック

  1. いやー、かっこいいですね。
    壁紙や床材とか自分ではよくわからないですけど、すごいこだわったのがわかります。こ
    れからどの程度モノが増えていくのですかね。
    自分的には極力モノを置きたくないので、このままの状態が大好物ですww
    いいなー、自分の部屋!

  2. すごく良い部屋だと思います。
    凛とした空気感がスクリーン越しから伝わってきますよ!  
    壁もブルーのブラインドの涼しさとあっていて素敵です! 

    壁紙もサンプルはあるけれど、実際に大きな面積で見たときにずいぶん印象が変わりますよね。
    そこが選択の難しいところだと思います。

    私自身もあんな家具やこんな壁紙にしたいと妄想しているんですが、まだまだ先の話です。
    一軒家を持ってイングリッシュガーデンをしたいけど、
    マンションの方が何かあったときにはいいよなとかどうしても現実的に考えてしまいます(笑)

  3. >オレンジメガネさん
    お褒め頂きありがとうございます。
    私も基本シンプル派ですので今の状態のまま保ちたい気もしますが
    アートギャラリーではないので生活をする空間にするにはどうしても家具を置く必要があります(笑)
    オレンジメガネさんも独りだけで、或いはまろんちゃんだけと過ごせるご自分の空間を是非手に入れられて下さい。

  4. >毛糸さん
    コメントありがとうございます。
    小さなサンプルと実際に大きな面に使った時の印象のギャップはリフォームの難点の一つですよね。
    イングリッシュガーデン雑然と整然が絶妙に混在するあれもなかなかすごい世界だと思います。

    私は全てを自由に自分の好みにしたいのでマンション絶対無理派です。
    最後は人気のない自然の豊かな土地に一軒家を持って清貧の中に暮らしつつ
    柔らかい土の上に座したまま静かに朽ちていけたら良いなと思っております(笑)

  5. リフォーム完成、おめでとうございます!
    すごくオシャレな空間に仕上がってますね!
    何でも思い通りにというのも難しいモノですよねー(^_^)/
    でもこだわった部分はマンゾクそうで何よりです(^_^)

  6. ここ日本ですか!!??すげえぇぇぇっぇ!!なんじゃこりゃぁぁ!!!
    フランス映画のワンシーンみたい!もっと言うとアトリエっぽい!
    ぼくも詳しくは分からないけど、壁紙って大事だなぁってのを感じました。
    完全に壁紙が雰囲気を作り出してますよね。
    天井って元々これですか?シャレオツすぎてPUSHさん涙目・・・
    住みたい・・・そこに住まわせてください・・・

  7. >golgoさん
    コメントありがとうございます。
    引き渡しは今月の2日でしたが作り間違えた建具を吊り直したので先週末でした。
    地獄の沙汰も金次第されど金がないから自由にゃならん
    〜最近では出先で使われていない倉庫など見掛けると
    「このくらい空間があったら面白いだろうなぁ」などと本気で考えてしまいます(笑)
    今回は本当に費用が掛かりまして…涙がちょちょぎれております。
    でも大満足です。

  8. >PUSHさん
    家具がなくがらんとしたところに
    変なオブジェを置いているのでまさしくアトリエのような雰囲気です。
    天井は石膏材で作られたもので黄灰色に変色しておりましたので元の真白色に塗って貰いました。
    どちらかというと家庭用ではなくオフィスや商業施設向けの製品のように感じます。
    これはそれほど良い建材ではないでしょう。
    空間の雰囲気は建材の質によって全然変わります。
    高価な建材はそれだけの輝きを放ってくれます。
    使ってみて初めて分かります。
    この歳(23歳)になってやっと自分の望む空間に住むことができました(涙)
    ここを我々二人の愛のアトリエにしますか!家賃は1コネコで!!

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